シフォンケーキ失敗例…<画像あり>原因は?
ケーキ作りの中でも、簡単かつ美味しく仕上がるシフォンケーキ。
今まで20~30回は作ってきたかと思う。
しかし、そんな作り慣れたはずのシフォンケーキ作りで、ある日大失敗を経験した。
その失敗の詳細と、原因をご紹介します。
目次
初めて挑戦するココアシフォンケーキ
今回失敗したのはココアシフォンケーキ。
20〜30回焼いてきたとは言ったものの、そういえば「ココア」や「チーズ」などの要注意素材を使ったことなかった。
(※脂肪分が多い材料はメレンゲを消すので、ベーキングパウダーをプラスし、作業は手早く行わなければならない)
半年以上シフォンケーキ作りをサボっていたこともあって、
「失敗しないかな?」とちょっと緊張していた。
(結果、大失敗するわけだが)
恐怖の失敗画像
混ぜた素材を流し込み、
170度に熱したオーブンで35分ほど焼く。
う〜ん、ふくらみが悪いが、きっとココアのせいだろう!
逆さにして冷やす。
1日後、シフォンケーキナイフをさくさく刺して・・・
ケーキを取り出す。うん、まともな形をしている。
ところが、裏返すと・・・・
!!!!!
なんだこれは!?
凹んでる!
こんな見事な失敗は初めてなので、衝撃だった。
失敗の理由を考える
今までこんな失敗はしたことがない。
せいぜい「思ったよりふくらまなかった」ことがあったくらい。
シフォンケーキの失敗といえば、メレンゲの泡だて不足・・・
もしかしたら、少し固さが足りなかったかもしれない。
でもそうだとしても、ここが凹むのは何かおかしくないか・・・
やっぱりココアのせいかな?
あ、もしかして!!!
油だ。
原因、判明!
最近ずっとシフォンケーキを作ってなかったものだから、
シフォンケーキに適した油を置いてなかった。
キッチンにあるのは、オリーブオイルとヘルシーリセッタのみ。
オリーブオイルの匂いがつくのは嫌なので、
ヘルシーリセッタを使ったのだ。
これだ。
使用しているシフォンケーキの本にちゃんと書いてあった。
「乳化剤が入っている油はメレンゲが消えるからダメ」と。
ヘルシーリセッタの表記を見てみると、バッチリ乳化剤が入っていた。
原因がわかって良かった。
失敗作は、味は美味しいので切って食べました。(切っても形はやっぱりおかしい)
まとめ
シフォンケーキには、ヘルシーリセッタは使わないでおきましょうね!
(※炒め物にはとてもいい油ですよ)
後日、グレープシードオイルを買い、またココアシフォンケーキを焼いたらこの通り。
大成功!
愛用しているシフォンケーキの本はこちら。
写真が多くて、ものすごくわかりやすい。
作り方だけではなく、いろいろな油や砂糖の種類によって 味や仕上がりがどう変わるか?なども詳しく書かれているので、おすすめ。
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ハンドミキサーはこちら。
1000円程度のものよりも早くなめらかなメレンゲを作れる。
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